NATURAL匝瑳!

~自然いっぱいの匝瑳の田舎暮らしと動・植物を紹介するブログ

ヤマモモの果実  


通勤路に植樹されたヤマモモの木。
赤い実がついているのに気がつき、足を止めて観察してみました。
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ほら、こんなに真っ赤に熟しています。
一粒つまんで食べてみました。
「甘酸っぱくて、美味しい!」
ジャムや果実酒に加工されるヤマモモの実ですから、おいしくて当然です。
一般に果物として販売されることはありませんが、たわわに実るヤマモモに実は、自然の贈り物です。
このまま放っておくのは、もったいないなぁ~と思います。
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ヤマモモは、関東南部以西の暖地の照葉樹林帯に生える樹木です。
雌雄異株で、雌花をつける株にだけ、実をつけるそうです。
根に根粒菌のような共生菌を持つため、マメ科の植物のように栄養分の少ない土地でも育つ強い木のようです。
ですから、公園などに植樹されるんですね。
我が家にも一本、欲しいなぁ。
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色どりが美しいヤマモモの実。
半熟の実を含めて、ひとつかみ集めてみました。
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実を切ると、中には大きな種子が一つ入っていました。
細かい毛の生えた小さな種子は、モモの種子に似ています。
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梅雨の時期だというのに、早くも種子の観察ができました。
ここで一つの疑問。
「この時期、南の森のヤマモモの実を、いったい誰が食べるのか?」
その答えを調べてみたところ、屋久島での研究例を見つけました。
屋久島でヤマモモの実を食べて、種子散布にひと役かっているのは、ニホンザルヒヨドリだそうです。
特に、ニホンザルにとって重要な餌となっており、ヤマモモの立場からも、サルは種子を運んでくれる大切なパートナーになっているらしいです。
なるほど、なるほど!

2017/07/04 Tue. 21:54 [edit]

category: 植物

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華やぐ蓮田  


1ヶ月前は、ハスの葉が大きく開き、まだ緑色一色の蓮田でしたが・・・、
IMG_7470qq.jpg  
7月になり、いよいよお待ちかねのハスの花が、華やかに咲き始めました。
通勤途中だというのに、しばし写真撮影に夢中になってしまいました。
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チューリップではありませんよ。
これは、開花1日目のハスの花だと思われます。
・・・「ハスの花の寿命は4日間」なんですって!
1日目はチューリップのように、花びらが控えめに開くだけで、昼頃になるといったん花を閉じ始めます。
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こちらは、2日目以降の花(・・・・だと思われます)。
7時30分頃、大きく花びらを広げ、満開状態です。
花の色も鮮やかで、一番美しい時です。
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3日目、4日目も7時~8時頃に見頃を迎えますが、最後は花びらを閉じることなく、4日目の昼には散ってしまうそうです。

こちらは、花びらを落とした状態です。
ん~、つまり4日前から咲いていたんですね・・・。
真ん中の花托のてっぺんに、受粉を終えた黒い雌しべの先(花柱)が観察できます。
周りには、しおれた雄しべが役割を終えて付いています。
この後、数ヶ月かけて子房が熟して、種子ができるんですね。
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葉っぱの上で水の粒がコロコロと転がっていました。
・・・と、見入っている場合ではありません。
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遅刻するとやばいので、ここらで観察終了です!


2017/07/03 Mon. 22:22 [edit]

category: 植物

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矢じりの形のオモダカ  


イネが青々と育つ水田の中に、一風変わった形の葉っぱが目に付きました。
「矢じり」の形の葉・・・、一発でオモダカと分かります。
このオモダカがやけに目立つ田んぼがありました。
除草に失敗したのか・・・、それとも。あえて減農薬栽培をしているのか・・・?
オモダカは水田の養分を吸収する能力が高く、稲の収穫量を2割も減らしてしまうこともあるといいます。
稲作にとっては、かなり迷惑な強害草なんだそうです。
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そのオモダカが、いっせいに白い花を咲かせていました。
咲き始めたばかりで、まだ蕾がたくさんあるので、これからしばらく花を楽しめそうです。
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同じ株に、雌雄の白い花をつけます。
左が雄花、右が雌花の咲く様子です。
3枚の白い花弁がカワイイです。
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「矢じり」の葉は、戦国時代の武将にとって縁起の良い形。
豊臣秀吉や毛利元就も、オモダカを家紋として用いていたそうですよ。
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2017/06/26 Mon. 22:09 [edit]

category: 植物

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サギの飾り羽根  


今年もサギ山に、繁殖の季節がやってきました。
サギのコロニーがあるのは、匝瑳市に隣接する香取市の森です。
スギなどの木々の上に、ダイサギチュウサギが多数営巣しています。
あまりに多くのサギが巣を作り、辺りに糞をまき散らすので、木々は枯れ、枝がむき出しになっています。
サギにとっては、まさに楽園です。
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巣の中には、もうかなり大きな雛が、親鳥を待っています。
親鳥が餌を運んで来ると、口移しで勢いよく食べ、元気に育っています。
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こちらでは、大きなアオサギの雛が1羽、親待ちです。
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見上げると、美しい飾り羽根がひときわ目立つチュウサギが電線に止まりました。
そして、羽ばたいて去る時に、その飾り羽根が一枚が、ひらひらと落ちました。
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こちらがその飾り羽根。
「飾り羽根、はじめて拾いました!」
羽軸から伸びる羽枝の一本一本が、すーっと長く、はらはらと風になびきます!
羽根がもつ本来の「飛翔」のための機能は、全く失われ、「美しさ」だけに特化しているようです。
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こちらは、普通の羽根。
比べると飾り羽根との構造の違いが分かります。
普通は、羽枝の先端にカギ状の細い突起があり、互いに密着して一枚の羽根になっているんです。
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お宝を拾った気分で、きれいな「飾り羽根」を家に持ち帰りました!

2017/06/23 Fri. 22:00 [edit]

category: 生き物

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3種類のカミキリムシ  


樹木に穴をあけるので害虫扱いされることの多いカミキリムシの仲間ですが、色のバリエーションが多くて興味深い昆虫です。
多様なカミキリムシの中から、ここ最近(6月中)観察した3種類をご紹介。

まずは、ベニカミキリ
全身真っ赤でよく目立つカミキリムシです。
赤い翅を広げて、弱々しげな飛び方で目の前を横切り、窓枠に止まりました。
の中に卵を産み、幼虫は竹を食べて成長するそうです。
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そう言えば・・・、
2年前の夏、ベニカミキリの幼虫が、竹の中から出てきて、記事にしたことを思い出しました。
2015/08/08の「竹を食べるベニカミキリの幼虫」です。
興味のある方はご覧ください。
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次は、トラ模様のカミキリムシです。
名前は、キイロトラカミキリ
外敵から身を守るために、翅の模様をスズメバチ類に擬態していると考えられます。
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シイタケのホダ木などによく集まり、朽ち木などに産卵するそうです。
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最後は、地味で目立たないカミキリです。
一見、ゾウムシかと思ったくらいです。
その名も、アトジロサビカミキリ
錆び付いた体色、上翅の後半が白い・・・という特徴から名付けられました。
前の二種類に比べて、ずんぐりむっくりの体型で、フトカミキリ亜科というグループに属しているそうです。
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2017/06/22 Thu. 22:22 [edit]

category: 生き物

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成田山公園へ  


久しぶりの近隣の観光地探訪。
っていうか・・・、車で狭い山道に入り込み、予期せずに辿り着いた「成田山公園」
成田山新勝寺の境内に隣接する広大な庭園です。
広さが16万5000m²という広大な敷地に、梅や紅葉などの古木が多数植えられています。
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竜智の池の中にある浮御堂の周りにはたくさんのが泳いでいました。
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ラッキーなことに、カワセミが近くの枝に止まってくれました。
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写真だと明るく感じますが、時刻は19時。
ほとんど人影のない静かな新勝寺の境内を抜けて、参道へ。
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参道のお店はほぼ閉まっていましたが、開いているお店をやっと見つけました。
ちょうどお腹もすいたので、豪華な鰻重に舌鼓。
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デラックスな鰻のBBQでした・・・!

2017/06/21 Wed. 20:49 [edit]

category: 匝瑳市内(近隣)探訪

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白黒の翅をもつ蛾  


梅雨の晴れ間の明るい庭に、ちょっと派手な色合いの虫が飛んでいました。
あまり人を怖れる様子もなく、のんびりした性格のようで、簡単に写真を撮らせてくれました。
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特徴的なの模様を頼りに調べると、カノコガという蛾の仲間だということが分かりました。
翅に半透明の白い班を、「鹿の子」の模様に見立てたネーミングだそうです。
このカノコガ、昼間に活動する蛾なんですって。
普通の蛾は、暗い夜に活動するため地味な色をしていますが、昼行性のカノコガは、蛾とは思えぬ色合いです。
目立つ模様は、ハチに擬態しているとも言われています。
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夜ではなく、昼間に侵出した蛾とは・・・珍しい!
どんな繁殖生態なのか・・・、あまり詳しくは分かっていない虫なんだってさ。


2017/06/19 Mon. 21:04 [edit]

category: 生き物

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金銀に咲く花  


つるを伸ばして成長し、すでに盛りを過ぎたスイカズラの花です。
ほのかに甘い香りで、花の存在に気づきます。
そのが独特で、上に反り返った花弁が4裂し、1枚は下に垂れ下がって咲きます。
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長く突き出た雄しべと、雌しべが、よく目立ちます。
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細く長いは、うす紅色。
花弁の先端から、まずは雌しべの柱頭(緑色)が顔を出し始めます。
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咲き始めは、真っ白な花なのですが、日が経つと黄色に変化します。
これが、スイカズラの別称「金銀花(きんぎんか)」の由来です。
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金の花と、銀の花が隣り合って咲いて、とても縁起の良い感じですね!
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2017/06/13 Tue. 21:53 [edit]

category: 植物

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