オオイヌノフグリの受粉

庭にも、散歩道にも、爽やかなブルーの野草 オオイヌノフグリが満開です。今日は、オオイヌノフグリの受粉のお話です。両腕を広げるように2本の雄しべが目立ちます。数多くの雄しべをつける植物はたくさんありますが、オオイヌノフグリはたったの2本なんです。 暖かな野原には、ブ~ン、ブ~ンと羽音を立ててミツバチやアブなどが飛び交っています。でも、そう言えば・・・、オオイヌノフグリの花を訪れる昆虫って、少ない気がしま...

外川の町並み

銚子散策の最終回・・・。銚子電鉄の終点、”外川駅”の駅舎に辿り着きました。今では貴重となった木造の駅舎です。 ここ 外川(とかわ)は、海に面した傾斜地に築かれた街です。駅のある高台から海に向かって、ゆるやかな坂道が続いています。「外川ミニ郷土資料館」に立ち寄り、郷土史の説明を受けました。江戸時代の万治元(1658)年、紀伊の崎山次郎右衛門という人が、外川の港を開き、漁法を伝え、特徴的な碁盤目状の町割りを行っ...

宝満ロックとのげのり

銚子駅から徒歩5分・・・、銚子セレクト市場という所に足を運びました。その一角に、”銚子ジオパーク”というコーナーがあったので立ち寄ってみました。ジオパークとは、単に景観を見るだけではなく、その成り立ちの地球科学的な背景や、人間生活との関わりについて学ぶ場所・・・「大地の公園」を意味するそうです。ここで目を引いたのが、銚子半島東海岸の最南端の岬にあるという「火山の痕跡」。宝満(ほうまん)と呼ばれる岩です。日...

銚子電鉄 初乗り!

仕事で匝瑳市からほど近い、銚子駅に行きました。「一度は、乗ってみたかった!」銚子電鉄に、乗ることができました。昭和レトロな雰囲気の残る列車。銚子駅から終点の外川駅まで、全長6.4kmの単線ローカル線です。銚子電鉄の経営困難を、「ぬれ煎餅」が救った話は有名です・・・。まだまだ銚電には、頑張ってほしいですね!...

ネコヤナギの花穂

ネコヤナギの花が咲き出しました。「開花した」と言っても、”花びら”があるわけではなく、長い雄しべが伸びている状態です。このフワフワした猫のしっぽのような花は、花穂(かすい)と呼ばれます。赤から黄色に色を変え、先端には白い綿毛が残っている様子は、カラフルでとてもよく目立ちます。でも、何故このように色が変化するのでしょう? 近づいて、よく観察してみました・・・。赤い部分は、雄しべの先端の”葯(やく)”のようで...

池の天敵達

昨日は、トウキョウサンショウウオの卵の話題でした。池には、”怖~い生き物”が生息しているので、卵を安全な場所に移し替えてあげた・・・という内容でした。その怖~い天敵達が、本日の主役です。まずは、冬眠から目覚め、水中に姿を現し始めたアカハライモリを紹介します。           そのアカハライモリを水の中からすくい上げて、捕まえました。お腹は、赤と黒の斑模様。排泄口が大きく膨らんでいるので、この個体は...

サンショウウオの卵・・・その後

池に産み付けられたトウキョウサンショウウオの卵嚢。その後の様子を観察しました。まずは、2つの卵嚢を網で、そーっとすくって・・・。池の中には、天敵のアカハライモリやヤブヤンマのヤゴが、そろそろ冬眠から目覚める頃。危険が多い池から、安全な浅瀬に、卵嚢を移してあげよう!あらら、卵嚢の膜が破けて、中身が出てきちゃった・・・。 中からゼリー状の球形の袋に包まれた卵が出てきました。すでに卵には、頭らしき部分が確認で...

木瓜の花

中国原産の植栽樹木、ボケの花が咲きました。華やかな赤い花は、春の訪れをお祝いしてくれているかのようです。雌しべがなく、雄しべしか見られないので、これは”雄性花”でしょうか。こちらは雄しべも、雄しべも確認できるので、”両性花”です。雌しべは1本ですが、先端で5つに裂け(花柱が5本)ているのが特徴です。枝の脇に、数個ずつ付く蕾の姿も、かわいいですね。そして・・・、ボケに特徴的な鋭い”棘”も写っています。刺さる...

春一番のシソ科2種

春先、とてもよく目立つ花のひとつ・・・、ホトケノザ(仏の座)が満開です。秋には芽を出し、春になると一番に花をつけ、私たちを楽しませてくれます。花が、不思議な形をしていますよね。花びらが筒状に長く伸び、先端で上下に分かれた独特の形・・・、これを「唇形花」と呼ぶそうです。上の花びら(上唇)の内側にオレンジ色の塊が見えます。これ、4本の雄しべの葯(やく)から出る、たくさんの花粉なんですって。「唇状花」の花は、...

森の響き ~エナガの群れ~

森の中から、時々、我が家の庭にやってくるエナガは、小さな身体のカワイイ小鳥です。”ジュリ ジュリ ジュリリ・・・”と鳴きながら、十数羽のエナガの群れが近づいてくると、ワクワクします。目の前の小枝から小枝へ、せわしなく飛び交うので、カメラのレンズに納めるのが難しい・・・。昔、学生時代に、上越教育大学の中村登流教授の著書「森のひびき」という本を読んだことを思い出します。新緑の森に響き渡る、エナガの賑やかな鳴き...