NATURAL匝瑳!

~自然いっぱいの匝瑳の田舎暮らしと動・植物を紹介するブログ

トゲトゲのソバ  

ママコノシリヌグイの淡いピンクの花が咲いた。
同じタデ科のミゾソバによく似ているが、その違いを示す特徴を3つ上げてみる。
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葉が三角形である。・・・・・ミゾソバの葉は、基部が耳のように張り出し、牛の顔の形をしているので見分けられる。
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茎や葉の裏には鋭いトゲがある。・・・・・別名トゲソバ。 「継子の尻拭い」とは、継母が継子(ままこ)のをこの葉で拭いていじめをするという意味である。何と恐ろしいネーミングだろう・・・。
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葉は対生する。・・・・・トゲトゲなので、観察するには注意が必要!
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2015/07/31 Fri. 22:14 [edit]

category: 植物

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ホタルの季節に  

匝瑳の谷津田にホタルが舞い飛ぶ季節となった。
水田の畦地に30匹以上のヘイケボタルが、控えめな光を放っていた。
ゲンジボタルのように集団で飛び交うことはないが、数匹が光りながら上空を飛んでいた。
そっと手を伸ばすと手のひらに止まる。
そのヘイケボタルを、指に乗せて撮影した。
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ゲンジボタルよりも体が小さく、赤い胸部に太い黒い模様がヘイケボタルの特徴。
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やや青みがかった光を放ち、1秒弱の間隔で弱々しくチカチカ光る。
発光しながら飛ぶのは主にオスで、一方のメスは草の上などに止まって発光するという。
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やや水質の汚れた環境にも強いと言われるが、千葉県内では絶滅危惧Ⅱ種に指定される貴重な生き物なのである。

2015/07/30 Thu. 21:03 [edit]

category: 生き物

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サワガニ繁殖  

裏山には清水が湧き出しており、サワガニのよい生息場所になっている。
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よく見かけるのは、青いタイプのサワガニ。
関東地方に多いのは、この「青系統」。
西の方に行くと「赤系統」が多くなるらしいのだが・・・。
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ここには、少ないが赤いタイプのサワガニも棲んでいる。
若い個体のようだ。
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この夏、体長1cmくらいの稚ガニが、わんさか!
ここはサワガニの繁殖地としても適した場所なのである。
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サワガニの繁殖は変わっていて、メスが50個くらいの卵を産んだあと、幼生は卵の中で変態し、孵化する時にはカニの姿となっているという。
稚ガニはしばらくの間、雌の腹部に抱えられて過ごし、1~2週間経つとこのように独り立ちするのだ。
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2015/07/29 Wed. 21:45 [edit]

category: 生き物

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陸棲と淡水棲の貝類  

庭のカタツムリ達に魅せられたのは、つい先日のこと。
これまで観察した種は、ミスジマイマイ、ニポンマイマイ、コハクオナジマイマイ、キセルガイ。
  庭のカタツムリの仲間たち(2015-07-18)を参照。

いつもと違う雰囲気の、大きさ3cmを超すカタツムリを見つけた。
ヒダリマキマイマイである。
カタツムリの殻は右巻きのものが多いが、ヒダリマキマイマイはその名のとおり、殻が左巻き。
関東地方では、わりと普通に生息するらしい。
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近くの田んぼを散歩した。
タニシにも種類があって、その殻の形や大きさから、マルタニシだと思われる。
今や数を減らす傾向にあるタニシが、ごく普通に生息できるのは、農薬の使用が押さえられているからか・・・。
こうした昔ながらの生き物が暮らせる環境って、ありがたい。
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2015/07/28 Tue. 21:04 [edit]

category: 生き物

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黒くて風格のあるカミキリムシ  

裏山がスギの林になっている我が家に、ノコギリカミキリがやってきた。
マツとかスギなどの針葉樹をすみかとし、千葉県内の山林では普通に生息する種である。
全長4cmを超す大型で、風格のある黒いカミキリムシである。
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触角がノコギリ状になっているのが特徴で、名前の由来でもある。
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早足で逃げていこうとするのを、捕まえた。
眼が頭部の上にあるのが、他のカミキリムシとは違う特徴。
目立つのは発達した大きなアゴ・・・、これに噛まれたら大変。
気をつけながら手で押さえると、「その手を離せー!」と怒って、ギイギイと音を立てる。
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夜行性のノコギリカミキリであるが、午前中の明るい時間にじっくり観察させてもらった。
ありがとね!と、すぐに逃がしてあげました・・・。

2015/07/27 Mon. 20:29 [edit]

category: 生き物

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白いツユクサとその仲間  

杉林の小道の脇に、ツユクサに似た白い花を見つけた。
以前見た、白いツユクサかな?とも思ったが、調べてみるとこれは、トキワツユクサ
観賞用として昭和初期に南アメリカから持ち込まれたが、現在は多くが野生化している帰化植物。
葉が常緑なので常盤(トキワ)の名が付いている。
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別名ノハカタカラクサ(野博多唐草)。
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・・・今まで登場したツユクサの仲間は、以下参照で。
ツユクサ
  「シロバナ」と名のつく花たち
ムラサキツユクサ
  紫色の花2種
イボクサ
  秋の植物 一挙25種!
ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属の花なのである)
  蕾がいっぱいヤブミョウガ

2015/07/25 Sat. 05:55 [edit]

category: 植物

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古い高機の復活  

古い機織り機を頂いた。
足で踏木を踏んで綜絖(そうこう)を上下させて織る高機(たかばた)という手織り機である。
一部、部品が欠損していたので、自作することにした。
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筬を打ち込むバッタンという部品を丸ごと製作した。
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織り上がった生地を巻き取るローラー(男巻き)を留めるためのギア部分も。
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古い高機が生き返り、無事に生地が織れるようになった。
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2015/07/23 Thu. 21:02 [edit]

category: 田舎暮らし

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畦に咲く盆の花  

水田の畦に、濃い赤紫色の花が遠くからでもよく目立つ。
ミソハギの花である。
畦の雑草は刈り取られているのに、ミソハギだけがきれいに残されている。
別名「盆花」とも呼ばるミソハギ。
お盆に仏前に供えられる花だから、大切にされているのだろう。
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旧盆の時期に咲くミソハギは、祭事の供物を清める意味から禊萩(ミソギハギ)、それが転じてミソハギになったとされる。
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普通、赤紫色の6弁の花を咲かせる。
花のタイプには3つある。
・長花柱花・・・雌しべが長く突き出ている。
・中花柱花・・・雌しべは突き出てないが、柱頭が見える。
・短花柱花・・・雌しべが短く奥に隠れて見えない。

これは、長花柱花タイプ。
長い雌しべの柱頭が見える。
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短花柱花タイプは、2種類の雄しべが計12本。
雌しべは見えない。
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花のタイプがいろいろあるのは、自家受粉を防ぐためと考えられる。
これまでも、自家受粉しないための工夫をしている花をたくさん見てきた。
花は、単にきれいに咲き、受粉者の昆虫に花粉を運んでもらうだけでは不十分・・・。
次の世代を確実に残すために、人知れぬ苦労をしているわけである。

2015/07/22 Wed. 21:06 [edit]

category: 植物

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小さなハンミョウ  

檀林の講堂へと続く踏み固められた砂地の道で、小さな虫を見つけた。
はじめはアリかと思ったほど、小さな虫。
近づくとパッと飛び立ち、1m程移動する。
「道おしえ」と言われるハンミョウ独特の飛び方である。
ハンミョウを見るのは何年ぶりだろう・・・。
地面に這いつくばって、撮影。
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トウキョウヒメハンミョウである。
ニワハンミョウににているが、サイズが約9mmと小さく、銅褐色の上翅にあまり目立たない白色紋がある。
大きな目、大きなアゴが発達しており、昆虫を捕らえて食べるハンター。
この種は、東京近郊の関東と九州など限られた場所に局所的に分布するという。
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最近は、道路がアスファルトやコンクリートで舗装されたことにより、ハンミョウを見ることも少なくなった。
かつて、ハンミョウの「幼虫釣り」をしたことを思い出す。
ハンミョウの幼虫は小さな縦穴に潜んで、近くを通りかかった昆虫に襲いかかって補食する。
幼虫の穴にニラの葉をつっこみ、そっと引き上げると、何回かに一度、幼虫が釣り上がるのである。
そんな子どもの遊びも、近頃ではめったにできなくなってしまった。

交尾中のトウキョウヒメハンミョウ。
後方のオスが、アゴでがっちりとメスを抱えている。
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2015/07/21 Tue. 21:19 [edit]

category: 生き物

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庭のカタツムリの仲間たち  

梅雨の季節、草の葉の上をゆっくり歩いているカタツムリによく出会う。
これまでカタツムリはカタツムリとしか思ってなかった・・・。
いやいや奥が深い。
地域によって種の分化が多様であり、その種類は驚くほど多い。
都市化によって減少する種もあれば、外来種として増えている種もある・・・。

ミスジマイマイ
いつも見かけるカタツムリといったら、これかな!
関東地方で普通に観察できるカタツムリである。
直径が3~4cmの比較的大きた右巻きの殻を持つ。
模様にはいろいろなタイプがあり、これは三本の筋が見られないタイプ。
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ニッポンマイマイ
「日本」のカタツムリの代表選手のような名前なのに、その存在を初めて知った。
殻の形が円錐形なのでわかりやすく、大きさは約2cmの中型。
本州に広く分布しているという。
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コハクオナジマイマイ
もともとは九州地方に生息していたカタツムリだが、千葉県を中心に分布を広げている。
殻の中心部は緑がかった黄色。
これは殻の色ではなく、中身の内臓が透けて見えているのだとか。
透き通る美しさからは想像できない繁殖力で、房総から北上中の国内外来種である。
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キセルガイの仲間。
日本に生息するキセルガイは100種類以上いて、見分けるのが難しい・・・。
ヒカリギセルかな?と思うが自信がない。
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カタツムリの仔(種は不明)
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カタツムリのオブジェ
ニッポンマイマイ風
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2015/07/18 Sat. 18:03 [edit]

category: 生き物

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