NATURAL匝瑳!

~自然いっぱいの匝瑳の田舎暮らしと動・植物を紹介するブログ

悪者扱いのワルナスビ  

ご近所の道ばたにワルナスビがいっせいに白い花を咲かせていた。
「悪茄子」の名は、その旺盛な繁殖力に由来する。
一度はびこると、その防除が難しい。
種子からだけでなく、ちぎれた根茎からも芽を出して増える。
除草剤をまいても効果が薄い。
そんな生命力の高さから、嫌われ者扱いされてしまっている。
IMG_8052.jpg

茎と葉に鋭いとげがあることも、評判を落とす一因である。
このトゲを甘く見るとかなり痛い目に遭う。
IMG_8048.jpg

近くに寄ってみると、なかなか可愛らしい花なのに・・・。
ジャガイモに似た白い花で、5枚の花弁の中央には、緑色の雌しべが柱頭が長く伸びている。
IMG_8045.jpg

黄色い雄しべは、まるでバナナのような形状。
その先端には、花粉が出てくる小さな穴が開いている。
IMG_8050.jpg
かわいい花だけれど、やっぱり我が家には侵入しないでほしいと思っている・・・。

2015/06/30 Tue. 20:25 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: 0

てっぺんのサシバ  

里山の食物連鎖の頂点(てっぺん)に君臨するサシバ
谷津田の斜面林の高い木のてっぺんで、辺りを警戒してしている個体をよく見かける。
なわばりに侵入してくる別の個体を見張っているのだろうか・・・。
IMG_6979.jpg

雄であろう。
雄は雌に比べて、白い眉斑が目立たないという。
IMG_7755.jpg

里山に生息するサシバも、時には電信柱のてっぺんにも止まっていることがある。
見晴らしのよい高い場所がお気に入りなのである。
IMG_8011.jpg

と、思って観察していたら、すぐに飛んで逃げてしまった。
IMG_8012.jpg

2015/06/30 Tue. 00:25 [edit]

category: 生き物

tb: --   cm: 0

ちゃぶ台  

昭和レトロな「ちゃぶ台」を購入した。
ちゃぶ台とは、折りたたみ式の四つ脚の付いた、主に食事用の座卓のこと。
卓面が方形のタイプ。
IMG_7844.jpg

漢字の表記は、「茶袱台」、「茶部台」、「食机」、「餉台」などさまざま。
IMG_7846.jpg

ちゃぶ台の高さは一尺(約30cm)。
卓面の一辺の長さは90cmほど。
IMG_7853.jpg

2015/06/27 Sat. 21:50 [edit]

category: 田舎暮らし

tb: --   cm: 2

たぶんミヤマフキバッタ  

アジサイの葉の上に、一匹のバッタ。
識別力に乏しいため、「トノサマバッタかな?」「イナゴかな?」という程度。
特に目をひく特徴は、短すぎる羽根である。
腹部が丸裸の露出状態で、触覚も短いところから、幼虫であることは推察できた。
IMG_7676.jpg

調べてみると、ミヤマフキバッタ(深山蕗飛蝗)という種類らしい・・・ことがわかった。
蕗を食性としているバッタであり、マメ科のクズなど他にも植物全般の葉を食べるという。
IMG_7695.jpg

近くには脱皮した抜け殻を発見。
よく見ると、成虫になっても羽根は伸びきらず、短いままである。
羽根が短く退化しているので、飛翔能力は無い。
成虫になっても、飛ぶことがでず、幼虫のように腹部が露出したまま。
「そんなバッタがいるんだ・・・」と感心すると同時に、「なぜ飛ばなくなってしまったのか?」と疑問が膨らむ。
IMG_7696.jpg

飛翔能力が無いので、移動距離が極端に短い。
生息域が限られるため、種の分化が進み、地域ごとに固有の進化をした種が多くあるらしい。
フキバッタの仲間は30種類近く。
詳しい分類は難しいらしいので、たぶん「ミヤマフキバッタだろう」ということにしておく・・・。

2015/06/26 Fri. 22:18 [edit]

category: 生き物

tb: --   cm: 0

初夏のアオイ  

6月の始め、まず咲き出したのはゼニアオイ
田舎の風景によく似合う、初夏の花。
IMG_7100.jpg

茎を高く伸ばし、ピンク色の花をたくさんつける。
IMG_7103.jpg

ピンク色の花弁は5枚、紫色の線模様が入っている。
花の大きさがちょうど「一文銭」の大きさであることから、「銭アオイ」の名がついたという。
IMG_7104.jpg

やや時期が遅れて、6月中旬から夏にかけて咲くタチアオイ
2mほどにもなる茎に、赤やピンクの花を次々と咲かせる。
田舎の花壇などによく植えられる宿根草で、華やかな花である。
IMG_7884.jpg

日本でも古くから栽培され、一般的に葵(あおい)といえば、本種をさす。
タチアオイが日本に渡来した時期は古く、室町時代に遡る。
一方のゼニアオイは江戸時代に渡来した新参者・・・ということになる。
IMG_7887.jpg

観賞用に品種改良され、花の色は赤、ピンクのほか、白色、濃い紫色まで様々。
IMG_7886.jpg

花弁の形もいろいろ。
八重咲きのタチアオイもあるという。
IMG_7885.jpg

2015/06/25 Thu. 21:47 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: 0

魔除けの山道具 「ヨキ」  

古道具屋でを購入した。
柄が短く、薪割りなどに適した和斧である。
IMG_7847.jpg

「斧」という呼び名が普通だが、林業人や鍛冶職人は「ヨキ」と呼ぶ。
刃の片面には3本の線、もう片面には4本の線があるのが、日本の斧の特長。
IMG_7840.jpg IMG_7841a.jpg

3本線は「ミキ」と呼ばれ、「御酒(みき)」を表している。
4本線は「ヨキ」と呼ばれ、「地水火風」を表している。
木を伐採する際に、御神酒を捧げ、五穀を供える代わりなったのだという。
昔、山で木を切る木こりが、ヨキを木に立てかけて拝み、感謝と供物の心を表すものだったのである。

刃が錆び付いていたので、砥石で研ぐことにした。
IMG_7856.jpg

すると、そこには刻み文字があらわれた。
判読は難しいが、「土佐」という産地名と、「国春」の銘が見てとれる。
山道具づくりの本場、土佐の鍛冶職人が鍛造したものであることがわかる。
IMG_7861s.jpg IMG_7861g.jpg

こぼれていた刃も、鋭く研ぐことができた。
IMG_7857.jpg IMG_7864.jpg
どんな切れ味か・・・が楽しみである。

2015/06/24 Wed. 23:15 [edit]

category: 田舎暮らし

tb: --   cm: 0

コガネ虫からの・・・  

全身が緑色の金属光沢のコガネムシ
可愛らしい姿に似合わず、サクラやクヌギなどの葉を食べる害虫でもある。
幼虫は地中の中で、それらの根を食べ、農作物へ被害を与える・・・。
IMG_7705.jpg

続いてマメコガネ
胸の部分が光沢のある緑色と、前翅の茶色が美しい。
お尻の部分の白い斑も目立つ。
かわいいけど、この虫も害虫扱いされている。
成虫は、ノブドウ、ノイバラ、クズや大豆などのマメ類の葉を食べる。
豆を食べるから「マメコガネ」。
日本からアメリカに侵入して被害を与え、Japanese beetle(ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれ恐れられている。
IMG_7685.jpg

なぜだか後ろ脚を広げて、妙なポーズをとる姿は、なんとも愛らしいのだが・・・。
IMG_7689.jpg

唐突ですが・・・、
昔(1973年:昭和48年)に放映されてたアニメ「ミクロイドS」。
見てたなあ~。
主人公は、ヤンマ、アゲハ、マメゾウの3人(匹?)組。
マメゾウのモデルになったのは、このマメコガネだろう・・・、たぶん。
手塚治虫なら「虫」のことは詳しいはずだし。
p1.jpg

では、残りもご紹介。
お馴染みのヤブヤンマ
IMG_71933.jpg

ガーベラの花で吸蜜中のキアゲハ
IMG_7896.jpg

里山の自然の中で懸命に生きる小さな虫たちの姿から、イメージが広がり、昔見たアニメの世界へ・・・飛躍しすぎた。

2015/06/23 Tue. 22:55 [edit]

category: 生き物

tb: --   cm: 0

松山庭園美術館  

匝瑳市松山の里山の丘の上に、ひっそりと佇むお洒落な美術館。
「松山庭園美術館」に行ってきた。
IMG_7911.jpg

「猫ねこ展覧会」が開催中!
県内外の芸術家たちの「猫」を題材とした作品の数々が集められ、所狭しと展示されていて、なかなか見応えがあった。
IMG_7940.jpg

美術館には6匹の猫が飼われいるという。
チケットを買うために受付の小窓を覗くと・・・、
何と!店番をしていたのは、本物の
IMG_7915.jpg

庭園まるごとアート作品となっているらしい。
その入り口には個性的な石像がお出迎え。
和風庭園の中に、独特な雰囲気がかもし出された不思議な空間・・・。
IMG_7912.jpg

庭園を覆う、のカーペットが見事。
今が一番、苔の緑が鮮やかな季節・・・である。
IMG_7919.jpg

本館の入り口。
豪華な古民家を移築したのだろう。
残念なことに、建物の内装は全て改装されており、その構造は全くわからない状態だった。
IMG_7927.jpg

せっかく「猫ねこ展覧会」なので、白猫の写真を一枚、パチリ!
小雨の降る中の来館となったので、今度は気持ちのよい晴天の日に、また遊びに来たいものだ。
IMG_7934.jpg

2015/06/22 Mon. 23:29 [edit]

category: 匝瑳市内(近隣)探訪

tb: --   cm: 0

天高く舞う雲雀  

年間を通して生息する留鳥のヒバリ
その姿は目立たない保護色なので、普段、地上で餌を探し歩いている時などは見つけにくい。
観察しやすいのは春。
IMG_7655.jpg

春の繁殖期は、天高く舞い上がり、盛んに囀る。
地面に降り立った場所の近くには巣があるのではないか?と思い、目を凝らすのだがなかなか見つけられない・・・。
ヒバリの巣は、草の根元などの地面に浅い穴を掘って作られる。
そう簡単に巣は見つけられそうにないが、今後も気をつけて観察を続けていこう。
IMG_7654.jpg

メスは後頭の短い冠羽をあまり立てないようである。
IMG_7656.jpg

2015/06/19 Fri. 22:32 [edit]

category: 生き物

tb: --   cm: 0

睡蓮の花の表情変化  

5月になると池のスイレンが開花し始める。
その後、次々と蕾ができて、夏まで連臆して咲き続けるのだ。
IMG_6726.jpg

一つの花の開花日数は、約5~6日間だというが、盛夏になると3日間ぐらいになるらしい。
開花後、花の表情(雄しべ、雌しべの形)が、日を追うごとに変化していく様子を紹介しよう!
毎日花を見られるわけではないので、複数の花の写真を並べてみた。
IMG_6731.jpg

これは、開花1日目の状態。
スイレンの雌しべははっきり確認できないが、中央の凹みの部分を柱頭板と呼ぶ。
微かに甘い「柱頭液」で満たされているのがわかる。
この「柱頭液」の香りで、花粉をつけた虫(アリなど)を引き寄せ、軽く溺れさせて受粉するのである。
IMG_7154.jpg
受粉が終わり、日が暮れると一旦花が閉じ、読んで字のごとく「睡蓮」となるわけである。

2日目になると花の内部の表情が変化してくる。
雄しべが雌しべを包み込み、こんな形になる。
IMG_7070.jpg

と同時に、ようやく雄しべに花粉ができ始める。
この仕組みは、「自家受粉」を防ぐための機能である。
IMG_7071.jpg

「自分の花粉では受粉しないぞ」と、かたくなに雌しべを保護する防御の形。
花粉は、別の花に運ばれていく・・・。
IMG_7701.jpg

2015/06/17 Wed. 22:41 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: 0

過去ログ(月別アーカイブ)

プロフィール

カッコかわいいコチョウゲン

美人カワセミ

憂鬱ガエル

ミズモンアオガエル(仮称)

落ちそーガエル

ソウササンショウウオ(仮称)

カテゴリーリスト

訪問者数

カレンダー

自動翻訳

検索フォーム


▲Page top