NATURAL匝瑳!

~自然いっぱいの匝瑳の田舎暮らしと動・植物を紹介するブログ

種の飛ばし屋  

ムラサキケマンの花の記事「2種類の華鬘(ケマン)」を書いたのが、4月13日。
あれから10日余りで、花は終わり、マメによく似た果実の鞘(さや)を作る。
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緑色の果実が、「くの字」形に下向きにぶら下がる。
果実が熟すと、いよいよ種子を飛ばす準備ができはじめる。
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その果実にそっと触れるだけで、ぱちんと勢いよく鞘(さや)がはじけて、丸くなる。
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この時、中の黒い種子がはじけ飛ぶ。
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勢いが足りないと、種が飛ばずにこんな状態になる。
たまにはこんなこともあるが、大抵はきれいにはじける。
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丸く反り返る力を利用して、できるだけ遠くに種子を散布する凄いしくみである。
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黒い光沢のある種子は、大きさが約1.5~2.0㎜。
白色の部分は、アリなどが好むエライオソーム(種枕)である。
エライオソーム(種枕)とは、アリを誘引する物質を含む付属体のことである。
甘い餌でアリに種子散布してもらおうという植物の生存戦略。
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アリに運ばれた種子は、巣の中でエライオソームの部分だけが食べられる。
ムラサキケマンは、ねらい通り、新天地で発芽をすることができるわけである。
植物にとっては種子が遠くへ運ばれ、アリにとっても栄養に富んだエライオソームを獲得できる。
このように両者に利益がある関係を、「相利共生」という。

実際にアリの近くに種子を置いてみると、すぐに巣へと運び始めた。
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2015/04/30 Thu. 21:40 [edit]

category: 植物

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新緑祭  

飯高檀林にて、春に好例の「新緑祭」が開催された。
匝瑳市教育委員会生涯教育課の主催で、今回が9回目となる。
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普段は人気の少ない檀林に、多くの観客が集まった。
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天気に恵まれ、新緑がまぶしい。
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今年度の目玉は、二胡の演奏家によるコンサートである。
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二胡の透明な音色が、森の中に染み渡る。
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2015/04/26 Sun. 22:14 [edit]

category: 檀林

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幻の赤い鳥  

南国沖縄 恩納村で見てしまった。
憧れのアカショウビン
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2015/04/25 Sat. 05:29 [edit]

category: 生き物

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竹の恩恵  

母屋の裏の崖地にはが生えており、「崖崩れ防止」に一役買っている。
あまり増えすぎてはほしくないが、我が家にとっては重要な役目を負っているのだ。

しかし・・・、
大風が吹いた日の翌朝、竹が根元から倒れて、ご覧のありさま。
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こんなに太い竹なのに、意外と根の張りが少ない・・・。
これじゃあ、風に弱いのもうなずける。
竹の恩恵を十分に発揮してもらうために、荒れた斜面の竹林を整備して、丈夫に育てていかねば。
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もう一つの恩恵は、「たけのこ」である。
連日、裏山のあちこちに顔を出す「たけのこ」を間引いて、春の味覚を楽しむ。
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朝、昼、晩のおかずには、たけのこ料理が並ぶ。
定番のたけのこご飯
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昼は、たけのこパスタ
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夕飯には、たけのこの煮物
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肉厚のたけのこステーキ
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2015/04/20 Mon. 21:47 [edit]

category: 田舎暮らし

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春の黄色い花  

オニタビラコ
羽状に切れ込んだロゼット葉から長い茎を伸ばして、黄色い花が集まって咲く。
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ヤブタビラコ
やや湿った薄暗い林縁などに生える。
コオニタビラコよりも花がやや小さく、花弁の数が多い。
縁がやや角張った葉に、柔らかい毛が多く目立つ。
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ノゲシ
別名、ハルノノゲシ。
不ぞろいの鋸歯がある葉は、意外にも柔らかい。
鋸歯の先は刺状にとがり、基部は三角状に張りだして、茎を抱く。
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オオジシバリ
湿った環境に生育するタンポポによく似た花。
へら状の細長いホウレンソウみたいな葉が特徴。
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2015/04/18 Sat. 20:23 [edit]

category: 植物

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春の水田地帯の鳥  

田の代掻きが始まった。
トラクターの周りには、水鳥が集まる。
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その代表がチュウサギ
主にカエルをねらって、トラクターの通った後をついて回る。
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太い黄色のアイリングが特徴のコチドリ
夏鳥としてやってきて繁殖をする。
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チュウヒ
周辺の水田地帯の食物連鎖の頂点。
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2015/04/18 Sat. 10:29 [edit]

category: 生き物

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ワイルドに焼きタケノコ  

タケノコのシーズン到来。
孟宗竹がニョキニョキと生えてくる季節。
放っておくと、これくらいの長さにすぐ伸びてしまい、食べるには大きくなり過ぎ。
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食べ頃のタケノコを注意深くさがし回る。
土の表面に顔を出したばかりのをタケノコの穂先を発見。
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途中で折れないように、根の深さまでスコップを差し込んで、掘り出す。
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ポイントは、赤い斑点(根の成長点)の部分まで掘り出すこと。
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1.5kg越えの大物タケノコをゲット。
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タケノコは地下茎を伸ばして、養分を吸収しながらすさまじい勢いで成長する。
あまり目にする機会はないが、その「根っこ」がこれ。
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アルミホイルで包んで、焼きタケノコに。
はじめはアルミホイルの中からシューシューと音がするが、次第に音がしなくなる。
そろそろ焼き上がりの目安である。
約30分間、火の中から取り出すと・・・、
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美味しそうに焼き上がったタケノコ。
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やわらかくて、香ばしい焼きタケノコは、早春の味!
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先端の部分は柔らかいのだけれど、えぐ味もある。
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米ぬかを加えて湯がいたタケノコを使って、タケノコご飯も炊いてみた。
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2015/04/17 Fri. 21:39 [edit]

category: 田舎暮らし

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冬芽のその後  

カキノキの冬芽(1月撮影)
丸みのある三角形の冬芽は、陽気な笑い顔のように見える。
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4月、新芽が開き、変わらぬ笑顔で春の到来を喜んでいる。
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センダンの冬芽。(1月撮影)
お猿の顔のような葉痕。
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これが4月になると、モヒカンヘアーのお猿になっていた。
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2015/04/16 Thu. 21:42 [edit]

category: 植物

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庭のスミレ3種  

タチツボスミレ(紫色タイプ)
葉は卵状の楕円形。
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同じくタチツボスミレ(白色タイプ)
花はふつう淡紫色だが、変異が多い。
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ツボスミレ(別名:ニョイスミレ)
山地のやや湿った場所にふつうに見られる。
花は白色で、小さく、唇弁の紫色のすじが目立つ。
葉は扁心形。
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アリアケスミレ
人里の湿った場所に咲いていることが多く、花は白色で唇弁に紫のスジが目立つ。
葉はヘラ形。
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2015/04/15 Wed. 22:37 [edit]

category: 植物

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2種類の華鬘(ケマン)  

3月の終わりに咲き始めたムラサキケマンの花が、今や真っ盛り。
庭の至る所にムラサキの美しい花を咲かせている。
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いよいよ種子をつけ始めたものを発見。
裂果が下向きにぶら下がる格好である。
花の形もマメ科に似ているが、果実の形もマメ科にそっくり。
しかし、ケシの仲間・・・なので、食べちゃいけないので注意。
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ムラサキケマンの種子散布は、特徴的だ。
種子が熟すと裂果の鞘がパチンとはじけて、中の黒い種子を遠くへ飛ばすのだという。
この時目にも止まらぬ勢いで、鞘がくるくると巻いて種をはじくというから凄い技である。
飛ばされた種子には、「エライオソーム」というアリが好む物質がくっついており、これをアリが巣に運ぶことによってムラサキケマンの種子は広い場所に散布されるわけである。 


同じケシ科の仲間、黄色いケマンキケマンである。
花の形状や付き方など、ムラサキケマンとそっくりだが、こちらの方がやや大ぶり。
黄色い花の先端には、茶系の斑がある。
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一つ一つの花の造形が、個性的でおもしろい。
黄色い花びら(花弁)が、上あごと下あごに分かれて口のような形になっている。
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上あごが一枚の花弁からできている。
そして下あごがもう一枚の花弁である。
さらに、口の中の分厚い舌のようなものも、雄しべと雌しべを大切に包み込む花弁でできている。
「距」という部分の中には蜜線があって、受粉に訪れた昆虫に供給するための蜜が格納されている。
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葉は1-2回羽状複葉で小葉はさらに羽状に深く切れ込んでいる。
茎がアンバランスに太いのも特徴のようだ。
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ムラサキケマンもキケマンも、花や種子の観察には興味が尽きない対象である。

2015/04/13 Mon. 21:59 [edit]

category: 植物

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