種の飛ばし屋

ムラサキケマンの花の記事「2種類の華鬘(ケマン)」を書いたのが、4月13日。あれから10日余りで、花は終わり、マメによく似た果実の鞘(さや)を作る。緑色の果実が、「くの字」形に下向きにぶら下がる。果実が熟すと、いよいよ種子を飛ばす準備ができはじめる。その果実にそっと触れるだけで、ぱちんと勢いよく鞘(さや)がはじけて、丸くなる。この時、中の黒い種子がはじけ飛ぶ。勢いが足りないと、種が飛ばずにこんな状...

新緑祭

飯高檀林にて、春に好例の「新緑祭」が開催された。匝瑳市教育委員会生涯教育課の主催で、今回が9回目となる。普段は人気の少ない檀林に、多くの観客が集まった。天気に恵まれ、新緑がまぶしい。今年度の目玉は、二胡の演奏家によるコンサートである。二胡の透明な音色が、森の中に染み渡る。...

幻の赤い鳥

南国沖縄 恩納村で見てしまった。憧れのアカショウビン。...

竹の恩恵

母屋の裏の崖地には竹が生えており、「崖崩れ防止」に一役買っている。あまり増えすぎてはほしくないが、我が家にとっては重要な役目を負っているのだ。しかし・・・、大風が吹いた日の翌朝、竹が根元から倒れて、ご覧のありさま。こんなに太い竹なのに、意外と根の張りが少ない・・・。これじゃあ、風に弱いのもうなずける。竹の恩恵を十分に発揮してもらうために、荒れた斜面の竹林を整備して、丈夫に育てていかねば。もう一つの恩恵は...

春の黄色い花

オニタビラコ羽状に切れ込んだロゼット葉から長い茎を伸ばして、黄色い花が集まって咲く。ヤブタビラコやや湿った薄暗い林縁などに生える。コオニタビラコよりも花がやや小さく、花弁の数が多い。縁がやや角張った葉に、柔らかい毛が多く目立つ。ノゲシ別名、ハルノノゲシ。不ぞろいの鋸歯がある葉は、意外にも柔らかい。鋸歯の先は刺状にとがり、基部は三角状に張りだして、茎を抱く。オオジシバリ湿った環境に生育するタンポポに...

春の水田地帯の鳥

田の代掻きが始まった。トラクターの周りには、水鳥が集まる。その代表がチュウサギ。主にカエルをねらって、トラクターの通った後をついて回る。太い黄色のアイリングが特徴のコチドリ。夏鳥としてやってきて繁殖をする。チュウヒ周辺の水田地帯の食物連鎖の頂点。...

ワイルドに焼きタケノコ

タケノコのシーズン到来。孟宗竹がニョキニョキと生えてくる季節。放っておくと、これくらいの長さにすぐ伸びてしまい、食べるには大きくなり過ぎ。食べ頃のタケノコを注意深くさがし回る。土の表面に顔を出したばかりのをタケノコの穂先を発見。途中で折れないように、根の深さまでスコップを差し込んで、掘り出す。ポイントは、赤い斑点(根の成長点)の部分まで掘り出すこと。1.5kg越えの大物タケノコをゲット。タケノコは地...

冬芽のその後

カキノキの冬芽(1月撮影)丸みのある三角形の冬芽は、陽気な笑い顔のように見える。4月、新芽が開き、変わらぬ笑顔で春の到来を喜んでいる。センダンの冬芽。(1月撮影)お猿の顔のような葉痕。これが4月になると、モヒカンヘアーのお猿になっていた。...

庭のスミレ3種

タチツボスミレ(紫色タイプ)葉は卵状の楕円形。同じくタチツボスミレ(白色タイプ)花はふつう淡紫色だが、変異が多い。ツボスミレ(別名:ニョイスミレ)山地のやや湿った場所にふつうに見られる。花は白色で、小さく、唇弁の紫色のすじが目立つ。葉は扁心形。アリアケスミレ人里の湿った場所に咲いていることが多く、花は白色で唇弁に紫のスジが目立つ。葉はヘラ形。...

2種類の華鬘(ケマン)

3月の終わりに咲き始めたムラサキケマンの花が、今や真っ盛り。庭の至る所にムラサキの美しい花を咲かせている。いよいよ種子をつけ始めたものを発見。裂果が下向きにぶら下がる格好である。花の形もマメ科に似ているが、果実の形もマメ科にそっくり。しかし、ケシの仲間・・・なので、食べちゃいけないので注意。ムラサキケマンの種子散布は、特徴的だ。種子が熟すと裂果の鞘がパチンとはじけて、中の黒い種子を遠くへ飛ばすのだ...