縁側から春を感じる

七十二候「霞始靆(かすみ、はじめてたなびく)」霞がたなびき始める時季、来る春への期待がふくらむ。「草木萠動(そうもく、めばえいずる)」草木の芽が萠える時季。...

黒くて渋くてずんぐりむっくり

ここは袋貯水池。黒い水鳥がゆったり泳いでいた。全身真っ黒でずんぐり体型のオオバン。近寄ってよく見ると、赤い目が個性的でシンプルな渋い鳥だ。白いクチバシや額板(がくばん)が特徴。額板の大きさは社会的な地位を表していて、大きな額板をもつ個体ほど大きな縄張りをもっているんだとか。脚の指には、水辺での生活に適した水かきがある。これが変わった形をしている。指の間ではなく、指そのものに水かきが付いていて、不思...

鏡のように輝く羽根

「翼鏡」とは、カモに見られる金属光沢のある羽根のことであり、次列風切の一部を指す。羽をたたんでいる時には隠れていることが多いが、羽づくろいの時などに観察することができる。地味なカルガモのチラリと見える翼鏡が実にお洒落である。翼鏡の色は、鮮やかな「青色」。個体によっては「緑色」に光っていることもあった。角度によって青や緑に微妙にちがって見えるのである。カルガモは一年中見られる留鳥である。真偽のほどは...

しいたけ原木3000本

しいたけ栽培農家のハウス前の路上に、植菌用の原木が積み上げられていた。総数3000本以上はあろうかというしいたけの原木・・・。どこからやってきたのか?震災以降、福島県産の原木はほとんど出回っていない。今は、長野県や東北岩手県、山形県などからの原木が多いという。2月は植菌作業の適期。地域によっても異なるが、桜が咲く頃までには完了するのが良いとされている。時期が遅れると、菌糸の伸長が遅れて良いホダ木にな...

黄金の柑橘

キンカン(金柑) 中国原産のミカン科キンカン属の常緑低木。ビタミンA、B、そしてビタミンP(抗カゼビタミンとして毛細血管を守る)が多く含まれ、風邪予防に効く。包丁で切って見ると、果皮が分厚く、果肉の部分が少ないのがわかる。他のミカン類と違って果皮を食べるのが特徴で、酸味の強い果肉は食べない。ところが、今は、果肉の糖度が16度以上もある「完熟キンカン」なる生食用のキンカンが出回っている。果実が緑色から艶...

”冥加”に通じる縁起よさ

古民家の屋根瓦に家紋。ぱっと見、「たけのこの図案かな?」と思ったが・・・、調べてみると、日本十大紋の一つでもある有名な家紋であることがわかった。答えは、「ミョウガ」。ミョウガの花を図案化した「茗荷紋」と呼ばれる。「茗荷紋」は”冥加”に通じ、神仏の加護が得られる縁起がよい紋として人気がある。「抱き茗荷紋」ミョウガの包片には葉脈があり、その先に花穂をあしらっている。「摩陀羅神」という神様のシンボルが茗荷だ...

雨水・・・雪氷が溶けて雨となる

本日、二十四節気の節目。「雨水」七十二候では、「土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる)」雨が降って土中にいくらか湿り気を含み出す時季・・・という意味。...

やせ細っていく「月」

今月(平成27年2月)は、満月が4日、新月が19日。この間、雨や曇りの日を除いて、継続して月を追跡観察してみた。夜中、コンビニで買い物をしたついでに。朝方、目を覚ましたときに。朝、通勤の途中に。気がつくと、カメラを片手に望遠撮影を試みた。  ・1日ごとに、月が欠けていく様子がよくわかる。  ・1日ごとに、月の出が遅れていく(40~50分)様子がよくわかる。2月4日(水)4:10明け方の西の空に輝く...

海に潜る鳥

飯岡漁港のつづき。海鳥3種。みんな潜水が得意で、海の底の小動物(カニやエビ)、貝類、魚、さらには海藻なども採餌する。貝は丸呑みにして食べ、胃の中で殻を砕くという。大波にもまれるスズガモ。飛ぶときの羽音が金属質で「鈴」の音に似ているんだって・・・。頭にちょんちょりんの冠羽を風にたなびかせるキンクロハジロ。全身の黒と、脇腹の白のコントラストが際立つ。ハジロカイツブリ。赤い目が特徴的。餌取りに夢中で、水面...

強風に耐えるカモメたち

最大風速7mの強風が吹く中、飯岡漁港へ。丸くうずくまり大風を避けるセグロカモメ。ぼてっと座り込んで動けない・・・。こちらは立ったまま一歩も身動きできないウミネコ。風上に頭を向け、目を細めて堪え忍ぶ。セグロカモメの黄色い嘴に赤い斑。雛が食べ物をねだるときにこの赤い斑をつつく習性があり、重要な目印になっている。ウミネコの嘴は、先端に黒帯があり、さらに先端には赤斑がある。ウミネコの雛は「赤と黒」に反応す...