NATURAL匝瑳!

~自然いっぱいの匝瑳の田舎暮らしと動・植物を紹介するブログ

春なのに草紅葉  


草の生える斜面が、やけにっぽく見えるので、思わず足を止めました。
「春だというのに、もう 紅葉?」と、不思議に思いながら近づいてみました。
IMG_6860.jpg

ツンツンと尖った、鋭いのような形の果実(朔果)。
赤い実をつけたアメリカフウロが、一面に生えていました。
IMG_6843.jpg

アメリカフウロは、花を咲き終え、実をつける5月中旬頃から、早々と紅葉する植物なのです。
葉っぱは、見事に真っ赤っか
アメリカフウロの群落が、斜面を赤く染めていたというわけです。
IMG_6850_20170519205535ea6.jpg

これがアメリカフウロの種子です。
剣の根元に5つの黒い毛むくじゃらの種子が並んでついています。
もうしばらくすると、剣の鞘がはじけて、その反動を使って種子がはじき飛ばされるらしいの・・・です。
今後も、「種子散布」の様子を注意深く観察したいと思います。
IMG_6846_20170519205531551.jpg IMG_6847.jpg

こうなれば、アメリカフウロのも、ぜひとも見たい。
残っていないか・・・と、辺りの水田の畦を探してみましたら、苦もなく、花をつけた個体を発見!
こちらは、まだ紅葉する気配のない、緑色をしています。
IMG_6639.jpg

うす紫色の小ぶりの花が、まだ咲いていました。
この花が、あの剣状の実になるなんて・・・。
IMG_6641.jpg

アメリカフウロは、その名の通りアメリカからやって来た帰化植物です。
種子を遠くへ飛ばす戦略を使って、各地の草地に普通にはびこっています。
日本のゲンノショウコと同じ仲間なのですが、在来種を押しのけて、大いに繁栄しているようです。
IMG_6640.jpg

<おまけ>
草紅葉の斜面に、一緒に生えていたのがこのカワイイ植物。
イネ科のヒメコバンソウです。
たくさんの小判を吊り下げた、おもしろい草です。
あまりにもカワイイので、鉢植えにして育てたいくらいです。
IMG_6852_20170519205536dad.jpg IMG_6853_20170519205538f9a.jpg

2017/05/19 Fri. 21:32 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: --

豪華絢爛!タニウツギ  


タニウツギの花が、満開です。
花数が多く、豪華絢爛!
タニウツギは、日本海側の山地では普通に生える低木なんだそうです。
「谷」に生えるという名称が表すとおり、湿った土地に生息する性質があるようです。
IMG_6706_20170518211957481.jpg

釣鐘型の花びらは先で5つに分かれ、横を向いて咲きます。
今朝も、多くのハチの仲間が花を訪れ、蜜を吸っていました。
虫たちが集まる大人気の植物の一つです!
IMG_6715.jpg

こちらは、近縁のハコネウツギです。
タニウツギよりもやや遅れて開花しました。
ひとまわり大きめの花で、花数は控えめですが、白い花と、うす紅の花が混在していて見栄えがします。
IMG_6719.jpg

同じ時期にウツギも、きれいに咲いています。
名前は似ていますが、似て非なる低木です。
タニウツギ、ハコネウツギはスイカズラ科のタニウツギ属、ウツギはアジサイ科のウツギ属に分類されています。
IMG_6382.jpg

似ている名前の植物は、ひとまとめに整理して覚えましょう。

2017/05/18 Thu. 21:39 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: --

野生のバラ  


野に咲くバラ ノイバラが咲き誇り、良い香りが漂ってきます。
枝先に、まとまって白い花々は、清楚で、しかも芯の強さを感じます。
我が家の庭では園芸品種のバラを栽培していないので、この野生のバラが満開になるのを楽しみに待っていました!
IMG_6620.jpg

近寄って観察してみましょう。
咲き始めてすぐなので、雄しべが黄色く鮮やかです。
黄色いのは、葯から花粉がたくさん出ているからでしょう。
「雄しべ成熟期」の花の状態です。
IMG_6574_20170516210331ca9.jpg

中央には、雌しべも観察できます。
雌しべ1本のように見えますが、数本の花柱が集まっているそうです。
IMG_6581.jpg

4日後に同じ株の花を見てみました。
葯の花粉がなくなって、雄しべの色が褐色に変化していました。
花の状態は日に日に変わるもので、「雌しべ成熟期」に入ったようです。
IMG_6619.jpg

ノイバラは、れっきとしたバラですから、棘があります。
下向きに反った棘に刺さると、とっても痛いです。
葉は、羽状複葉です。
IMG_6624.jpg IMG_6625_201705162103422f8.jpg
茨(いばら)とは、棘のある低木の総称のこと。
トゲトゲの野生のイバラを放っておくと始末が悪いので、花を楽しんだ後はしっかり剪定して枝を整える予定です。


2017/05/16 Tue. 22:17 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: --

雀の鉄砲  


本日はまず、身近な野鳥スズメが登場!ですが・・・、
残念ながら今日の主役は、のスズメではなくて、植物のスズメです。
IMG_7384s.jpg

田んぼの脇で見つけたのは、スズメノテッポウです。
植物の名前には、「スズメノ○○」という名称が結構あります。
小さな・・・スズメが、鉄砲を担いでいる姿を思い描いてしまいがちですが・・・、
「雀」とは、「小さな・・・」という意味で使われているようです。
日本人らしいおもしろい表現の名前の付け方です。

スズメノテッポウは、今がの盛の時期です!
「えっ?花ってどこ?」
茶色っぽく見える粒々が、雄しべのなんですって。
スズメノテッポウは、イネ科の植物ですから、お米の花と同じで、きれいな花びらもなく、とても地味なんですね。
IMG_6593.jpg

雄しべの葯は、開花直後は白色なんですが、その後は黄褐色に変化します。
黄褐色の花粉が吹き出して、このように見えるようです。
下の方が白っぽく、咲き始めたばかりだということが分かります。
IMG_6592.jpg

2017/05/15 Mon. 21:53 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: --

木積のフジ  


匝瑳市の木積(きづみ)地区のフジの花が満開と聞いて、早速行ってみました。
龍頭寺の藤棚のフジは、花茎の丈が40cm以上にも長く垂れ下がって咲き乱れていました。
よく手入れされて、お見事!です。
IMG_6365.jpg

フジの品種は詳しく分かりませんが、大雑把に紫色と白の2色の花が、鮮やかに見頃を迎えていました。
IMG_6362.jpg IMG_6370.jpg
IMG_6372.jpg IMG_6374.jpg

ここ木積では、フジの蔓を材料にして作った「箕」が、文化財として有名だそうです。
説明板を良く読むと、
「木積の箕づくりは、南北朝時代に移住してきた新田義貞の家臣の妻が伝えたと言われている。木積の箕はその精巧な作りから、農具としてだけではなく製粉や製茶工場などに需要があり、最盛期の生産量は10万枚を超えました。」
・・・と、書かれていました。
昔から、この地区の特産品のために、フジが大切に栽培されてきたんですね。
IMG_6536_20170509211912f2e.jpg

フジの蔓を裂いて、伸ばして、編み込まれている様子が分かります。
IMG_6375.jpg IMG_6537.jpg

木積の箕づくりが「国の重要無形民俗文化財」に指定されたのは、平成21年のこと。
今から8年前、この地の特産品がちい散歩で紹介された・・・そうです。
何てったって、故地井武雄さんは、匝瑳市出身の俳優さんですからね!
(大好きなちい散歩ですが、この放送の回は見たことがありません。見てみたいなぁ~)
IMG_6395.jpg IMG_6528_20170509211911d10.jpg

「フジの自然園」という看板に誘われて、ふらりと谷間を下りていくと・・・、
まったく予想していなかった光景に、息をのみました。
目の前に、フジの花で埋め尽くされた谷津が広がっていました。
IMG_6398.jpg

美しい谷津田の田園風景の中に、フジの花の鮮やかな色が映えます。
ひっそりとした楽園のような場所・・・でした。
IMG_6422.jpg

2017/05/09 Tue. 21:54 [edit]

category: 植物

tb: --   cm: --

過去ログ(月別アーカイブ)

プロフィール

カッコかわいいコチョウゲン

美人カワセミ

憂鬱ガエル

ミズモンアオガエル(仮称)

落ちそーガエル

ソウササンショウウオ(仮称)

カテゴリーリスト

訪問者数

カレンダー

自動翻訳

検索フォーム


▲Page top